COVID-19 と 資本主義の暴走 と 日本社会の向かう先
新型コロナウィルス事態の一年。
改めて世界をどのようにとらえるべきか、
「コロナと資本主義」というテーマでの学習会、その継続版として書きます。
過去の記事は以下、
留学同大阪 本部学習会 振り返り① 【新型コロナ問題を政治経済的に見る。資本主義、帝国主義、新自由主義】 - 留学同大阪ブログ
留学同大阪 本部学習会 振り返り【新型コロナ問題を政治経済的に見る。資本主義、帝国主義、新自由主義】② - 留学同大阪ブログ
留学同大阪 本部学習会 振り返り【新型コロナ問題を政治経済的に見る。資本主義、帝国主義、新自由主義】③ - 留学同大阪ブログ
新自由主義勢力の策動
コロナ事態で起こったこと
まず、労働者搾取の強化。
人間を賃労働=搾取の対象かつ、商品を売りつける消費者をしてのみとらえ、永久の利潤追求に暴走する資本主義の本性から。
正規労働者に対するリストラ、待遇の悪化、非正規化
非正規労働者の切り捨て。
中小零細業者潰し。
労働者の選別(テレワークはその一つの手段)。
つまり「底辺への競争」を激化させ、大資本が肥え太る構造を強化した。
そこに、まっとうな労働組合への露骨な弾圧が同時進行。司法による弾圧、切り捨てへのお墨付き。
軍国化、戦争体制の強化
ロックダウン=戒厳令
戦時統制策により危機を煽るだけ煽り、軍産複合体の利潤を最大化させようという政策。 「科学技術」の名のもとに海外収奪構造を強化、あらたな形態を作りだそうとする。
パンデミックに乗じた反帝国主義国への体制転覆策動はもちろん強化される。
そのための市民生活の監視統制を強化する。
市民監視統制策動
多国籍企業、大手製薬会社の策動が一気に加速していることは想像に易い。
特に、情報・インターネットを主戦とする独占企業が軒並み暴利を貪っている。
また、ワクチン開発の名のもと製薬会社とタッグを組み、個人情報の管理・収集をこれからさらに強化する。
もちろん、アメリカ政府を中心に、帝国主義勢力は多国籍企業と一体となり推進。
ワクチン自体の危険性と同時に、ワクチン接種を通じた個人情報の窃取が起こる。
ワクチン接種を通じて得た個人情報は世界に拡がり、世界の人民への管理統制がさらに強化される。
ひいては、マイクロチップをワクチン接種とともに人体に埋め込み管理するようなレベルまで。
それは、製薬業界のみならず、あらゆる分野に波及する。
「情報」が資産として利用されることが当たり前になった時代。
特にアメリカにおいて、独占企業と政府・軍が一体となり、全世界人民への監視統制はすでに徹底強化されていますが、それがさらに急加速する。
「科学技術」「情報化」「生活コストの削減」の名の下、それが当たり前に行われる時代がもう目の前まで来ているといえると思います。
新型コロナウィルスが猛威をふるった2020年、現実の困難に対応しながら、改めて学ぶ必要があると思います。
「社会」「地域」「民衆」の協働の力、団結した力によって。