留学同大阪ブログ

在日朝鮮人大学生・専門学校生の団体です。在日コリアン学生、歴史、文化、教養

留学同大阪おすすめ本紹介

『言語と国家、民族』 6月本部学習会報告① 在日朝鮮人と朝鮮語

先日、『言語と国家、民族』というテーマで、留学同大阪本部学習会を行いました。 私たち在日朝鮮人にとって、目の前にある課題だと思います。 なぜ朝鮮語を学ぶのか? 「ウリマル」とは何か? なぜ民族教育が必要なのか? 今回から対面とオンラインの併用を…

【留学同大阪 おすすめ書籍紹介 再掲】

「最大の敵は自分。ならば己を殺せ。」(岡本太郎) まず、自分を点検することからスタートしたいですね。 謙虚さと実直さがほしいです。 そのために勉強します。 「おすすめ書籍紹介」 書籍、ドシドシ紹介していきたいと思います。 学び、そして学び です。…

2020年6月17日の経産省レポートと「協同組合プラットフォーム」

経済産業省のレポート 2020年6月17日に発表された、 「新型コロナウィルスの影響を踏まえた経済産業政策の在り方について」 読んでみました。 https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/sokai/pdf/026_02_00.pdf#search='%E3%80%8C%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%…

本紹介⑦『外国人労働問題を斬る』

アンニョンハシムニカ! ようやく「アベノマスク」が届きました。 私は送り返さずに一度つけてみました。 生地が通気性が高くすごくスース―してサイズが小さいため左右隙間がたくさんあります。 飛沫は左右の隙間から飛び出しそうです。 おそらくウィルスか…

【本紹介⑥「野火」大岡昇平】

アンニョンハシムニカ! 少し間が空きましたが、頑張って更新していきます。 新型コロナウィルス、だんだんと社会が動いてきました。 何事もなく過ぎているような感覚に陥っていまいがちですが、まだまだ油断はできませんね。 「緊急事態宣言」の騒動につい…

本紹介⑤『教養の再生のために』

アンニョンハシムニカ! 前回紹介した『反貧困』という本の中で、「溜め」という言葉が出てきます。 人が生きるために持っている/持つべき「糧」といったところでしょうか。 「溜め」にどのようなイメージをお持ちになるでしょうか。 現在の日本社会だと、…

本紹介④ 湯浅誠 「反貧困」(岩波新書)

2008年、リーマンショックの時期に出されたもの。 非正規社員の増加、派遣労働者の増加という社会的背景。それは、国家や行政の役割を縮小し、規制の緩和、行政サービスの民営化といった新自由主義政策の流れの中、特に小泉政権の「構造改革」によって強化さ…

本紹介③ 趙廷來 『太白山脈』

1948年10月から、1953年10月まで朝鮮戦争期の全羅南道筏橋(ポルギョ)を舞台とした小説。ノンフィクションであるが、ここに描かれているのは朝鮮戦争の歴史である。 朝鮮戦争は革命戦争であった。それは北と南の対立、資本主義と社会主義の対立といった安易な…

本紹介②『私たちはなぜ働くのか マルクスと考える資本と労働の経済学』

アンニョンハシムニカ! 突然ですが、 「きょうのおはなしなあに 春の巻」を読んでいたところ、「金太郎」が。 ふと読みました(子どもが選びました)。 自分が思っていたものとは全然違うストーリーでした。 木切ってクマと相撲して偉いさんになる、みたい…

本紹介①『華氏451度』

アンニョンハシムニカ! 現在行事や集まりができない中ですが、本を読みます。 ウェブ上での会議や学習会も行いますが、本を読みます。 活動は会ってなんぼなので、本を読みます。 活動が制限される分、この間どれだけ本を読めるか、学べるかは重要だと思っ…