本紹介⑦『外国人労働問題を斬る』
アンニョンハシムニカ!
ようやく「アベノマスク」が届きました。
私は送り返さずに一度つけてみました。
生地が通気性が高くすごくスース―してサイズが小さいため左右隙間がたくさんあります。
飛沫は左右の隙間から飛び出しそうです。
おそらくウィルスから守ってはくれないと思いますが。
私は顔が縦に長いので、鼻と口の両方を塞ぐには足りません。
麻生スタイルで鼻出しになってしまいそうですね。
誰もつけていないので、つけて外に出てみました。
「あれって、アベノマスクじゃない?笑」
みたいに言われていないか周りの目が少し気になりましたが。
やたらと不織布マスクが多くの店で出回り出したタイミングで届きましたが。
ところで、「アベノマスク」という名称はあまりしっくりこないので、個人的には、
「汚職マスク」か「利権マスク」か「466億円マスク」か「不敗資本主義マスク」あたりでどうでしょうか。
大企業と政治の癒着で金持ちがさらにお金を得る一方、マスクを作る現場の労働者は強烈な搾取を受けているのでしょう。
まさに、「惨事便乗型資本主義」(「ショック・ドクトリン」)ですね。
本紹介第7回です。
あまり気張ることなく頑張りすぎず、100回目標でやっています。
人と会う予定が減ると生活が規則正しくなります。
でも人と会うことで得られるもののほうがやっぱり多いなと感じる昨今です。
(プレッシャーや失敗も生まれますが)
しかし、まだまだ集まりがなかなかもちにくいので、「教養」をテーマにその点での「溜め」を作れるように励んでいます。よりよく生きるために。かつ利己主義に陥らず。
『外国人労働者問題を斬る』部落問題研究所
外国人技能研修の問題が「現代の奴隷制」として、クローズアップされている。外国人労働者問題は日本では80年代から議論され、90年代に本格的にはじまった。
当初多くの人が、男性は「三K労働」、女性は風俗営業に従事した(正確には、在留資格として、そういった産業にしか従事できなかった)。現在起こっている問題だけでなく、日本の産業界は外国人労働者を処遇が最も不安定な底辺労働者として、奴隷として扱ってきたのである。それは、90年代以降の問題というわけでもない。私たち在日朝鮮人の「職」の問題を考えればわかるだろう。日本の植民地支配、そしてそれによる日本に渡ってこざるを得なかった在日朝鮮人を奴隷として扱った歴史につながり、日本政府が今も差別し続けていること。
さらに、労働環境、居住環境において外国人を差別的で不安定な待遇に置きながら、日本社会は「不法」滞在外国人の犯罪などをことさらクローズアップし、「汚い/怖い」などというイメージをつけ、社会の不満のはけ口として利用している。
在日朝鮮人にとって、自分たちの歴史と現在の問題であり、日本の資本主義がもたらす暴力の加害者とならないためにも、知ることからはじめたい。
(黄貴勲)
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