在日朝鮮人と言語 ー「ウリマル」の可能性ー 2月28日(日)講演会の問題意識
アンニョンハシムニカ!
2月28日(日)14:30~ 留学同大阪対外講演会
発題に関する問題意識について紹介します。
是非とも、当日現場での議論にご参加いただければと思います。
また遠方の方やご都合がつかない方は後日配信予定です。
以下、発表者作成。
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<<在日朝鮮人と言語 ー「ウリマル」の可能性ー 趣旨>>
私たち留学同大阪宣伝文化部は、この一年間日本学校出身生、民族学校転出生を対象に、ウリマル学習会を継続して開催してきた。しかしこのウリマルに注目したとき、抑揚や言い回し、特有の助詞、終助詞など、朝鮮半島一体で話される言語とはいささか異なる点がある。
それらの違いが障壁となり、本国の朝鮮語(韓国語を含む)話者から差別を受けたり、自らの言語にコンプレックスを抱いた挙句、少なくない朝鮮学校出身生の間で、「韓国語」を勤しんで身に付けようとする傾向が見られている。朝鮮学校という場で学んだウリマルを進んで捨てようとする傾向である。私たちは以上のような事象を、日本、そして「韓国」の言語ナショナリズムの産物であると分析した。
講演会では、在日朝鮮人のウリマルを、大きく三つの側面から明らかにする。
一つ目は、朝鮮人の母国語と母語の関係、被植民地国家と宗主国との関係等、言語学の側面から検証する。
二つ目は、ウリマルとナショナリズムの関係、および民族教育の歴史の概略に触れることで、ウリマルの歴史的・政治的側面について述べる。
三つ目は、以上の議論と、ウリマル学習会における現場経験を踏まえ、在日朝鮮人にとってのウリマルを新たに位置づけ、その可能性を考察する。
私たちは一体なんのために、どんな存在であるウリマルを習得し、習得しようとしているのか、ともに議論し、深めていきましょう。
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