【自転車大阪街探訪 西淀川編】
アンニョンハシムニカ。
緊急事態宣言が延長され不要不急の外出どうこう言うておりますが、自転車まだまだこいでいます。
子どもと公園に行く機会がぐっと増え、通勤・移動自転車時間ふくめると外出時間がぐ~っと増えました。
大阪城公園を通ることが多いのですが、子どもの遊具のある広場は人がいっぱいです。森ノ宮、一か所です。
横には有料の子どもの遊ぶ施設があります。その他、商業施設がどんどん増えています。大阪城公園駅付近しかり。
公園の商業化にはうんざりします。だれがこんなことを進めているのでしょうか。気持ちが悪い。そうです、維新の会ですね。拝金主義商業化によって子どもたちは一か所に密集しています。大阪維新の会はそれを堂々と誇っています。「公園」の意義をなくすようです。
長くなりました、黄貴勲です。
今回は西淀川です。
ずっと気になっていた西淀川区。
豊中市と隣接、尼崎市と隣接、淀川と神崎川にはさまれた地域です。
同胞が住んでいるイメージがなかったのですが、行ってみると全然。
同胞が住んでいる雰囲気・においをすぐ感じました。
御幣島、塚本、野里、姫島もですが、西に行けば行くほどよりそんな印象が。
大和田、福、あとは北にいった尼崎とつながる佃。
工場街ですね。此花区や港区との関連も強そうですね。尼崎の杭瀬との関連も。
住む場所で行けば、淀川区の塚本や阪急神崎川駅付近(三津屋あたり)との関係も深そう。
前回、尼崎編で気になっていた戸ノ内地域にも足を運びました。
神崎川と猪名川に囲まれた地域。四方を川に囲まれた佃地域と似ているのかなぁとも。
区の境界や市の境界などの関連は歴史記述から抜けおちてしまいがちなのではと感覚的に感じています。
「朝鮮人強制連行調査の記録・大阪編」によると、
大谷重工業大阪工場、
大同製鋼大阪工場、
大阪製鋼西島工場、
があげられています。
隣の此花区桜島や港区、大正区などの大阪沿いでも多くみられます。
大谷重工は西淀川と大正の両方で名前があがっています。
クボタも大正区であがっていて、現在クボタの大きな工場が西淀川区にもあります。
西淀川区、此花区、大正区、港区、住之江区といったところは、もっともっと調査研究の余地がありそうです。
尼崎との関連もはっきりと見られます。
クボタはもちろん、大同製鋼、大谷重工業、大阪機械製作所など、強制連行・強制労働の記録が出てきます。
(『朝鮮人強制連行調査の記録・兵庫編』より)