留学同大阪ブログ

在日朝鮮人大学生・専門学校生の団体です。在日コリアン学生、歴史、文化、教養

【帝国主義! レーニン!】 本部学習会振り返り

学習企画どんどん続きます。

 

レーニンの「帝国主義

何度も読みたい代物です。

 

帝国主義に対する分析はもちろん、

改良主義」「修正主義」に対する批判、

労働者の懐柔、小ブルジョア化に対する批判、

 

批判の書です。

すさまじい一冊です。

すさまじい、一冊です。

 

避けてきた方は是非挑戦を。

手に入れやすい資本主義批判名著です。

 

 

「資本主義の最高の発展段階としての帝国主義

世界史の教科書でも使われています。

レーニン帝国主義」くらいしかありません。

手に入れやすく日本語文献でしっかりと帝国主義を論じたもの。

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一章 生産の集積と独占

二章 銀行とその新しい役割

三章 金融資本と金融寡頭制

四章 資本の輸出

五章 資本家団体のあいだでの世界の分割

六章 列強のあいだでの世界の分割

七章 資本主義の特殊の段階としての帝国主義

八章 寄生性と資本主義の腐朽化

九章 帝国主義の批判

十章 帝国主義の歴史的地位

 

目次だけでだいぶ考えさせられます。

 

ものすごくざっくりとまとめると!

 

・資本主義的搾取の世界化が起こる。

・資本は必然的に独占化し巨大化し帝国主義化する。

・独占資本に対抗する勢力は排斥されプロレタリア化させられる。

・「階級の世界化」。搾取の絶え間ない強化が世界中で行われる。

・商人的活動から投機的活動への移行が起こる。

・「金利生活者」「金利生活者国家」が生まれる。

・銀行の役割の増大。巨大銀行による産業の支配へとすすむ。

・巨大銀行と巨大産業の融合によって金融資本が誕生する。

・資本の輸出によるさらなる支配。高利潤をむさぼる金融資本。

・ひとにぎりの資本家団体による世界支配。世界搾取。

・その意向を代弁するために中央集権化し軍国化した列強諸国。

・政府、政治権力と資本との癒着構造。

帝国主義に政治形態はかかわらない。問題は生産関係、生産構造。

・その権力によって手先化した小ブルジョア勢力、「労働貴族」、御用組合

・労働運動の懐柔。国際的分裂。

・海外搾取によって国債の労働運動を懐柔する構造。

ブルジョア学者、ブルジョア御用メディアによる欺瞞。

・ことの本質は「資本」。

・求められるものは階級闘争

 

今もまるまる当てはまる理論です。

まるまるどころか、より強烈に当てはまるというべきです。

労働運動の日和見化への批判、御用学者・御用メディアへの批判、まさに日本の状況。

これからもっともっと当てはまる。

米国一極支配 → 中国の台頭、多極化へ。こうした構造も。

より進化した「帝国主義」論、帝国主義批判が求められます。

 

 

資本は、労働力によって創造された価値を搾取することで生まれ、無限に増殖しようと運動する。

「資本家とは、資本の人格化。」

「ゆえに善良な資本家などいない。求めるものは利潤=搾取のみ」

全世界の諸帝国主義の闘争はますます激化する。

 

資本が資本である以上、独占は生まれ、帝国主義は拡大する。

「問題なのは全ブルジョアジー

問題なのは、マルクスの言った通り資本主義そのもの。

ひずみがきたのではなく、根本の問題。

「力」の変化、構造の変化が必要。

 

すべての人間の社会の歴史は階級闘争の歴史

万国の労働者団結せよ!

 

やはりここに立ちもどります。

共産党宣言』、あらためて書きます。

階級闘争、労働運動の意義について。

 

同時に、植民地支配下におけるブルジョアジー帝国主義の蛮行、野蛮さ。

エメ・セゼール植民地主義論』、あらためて書きます。

帝国主義論~植民地主義論。

今読まれるべき、すごく重要な内容だと思います。

(黄貴勲)

 

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