留学同大阪 本部学習会 振り返り① 【新型コロナ問題を政治経済的に見る。資本主義、帝国主義、新自由主義】
保健所の数が1990年代から比べて、ものすごく減っています。
大阪市は、24 → 1か所に減らしています。
4月末に行った本部学習会をもとに書きたいと思います。
【新型コロナ問題を政治経済的にみる】
【「資本主義」という視点】
新型コロナ問題が明らかにした新自由主義の問題
まさに新自由主義政策の産物ですね。
医療、福祉、保健、さらには雇用、生活保護を切り捨ててきたし、それをさらに加速させようとしている。
経済苦、貧困、自殺の問題も増えたと思います。
ウィルスによる死者よりも、自殺者のほうが多いのではないかと推測されます。
新型コロナウィルスの問題は、極めて政治経済的な課題を提起しています。
それをつきつめていくと、日本の経済構造全般、戦争経済、植民地支配、帝国主義にたどりつきます。
歴史的視点、経済政治的視点
なので、今起こっていることをほんとうに直視するためには、歴史的視点、経済政治的視点は欠かせません。
そのうらに日本の経済発展、高度経済成長があったので、当然そこまで問わないとみえてきません。
しかし、日本の「リベラル」勢力がそこまで視野に入れているかと考えると、答えは明白に「NO」です。
なので、れいわ新選組(名前を呼ぶのも嫌なくらい気持ち悪い党名)や共産党や社民党が、新型コロナの問題で「市民の生活を保障しろ」と声高に叫び与党を批判しようと正直個人的には全然響きません。
あらためて、資本主義、帝国主義、新自由主義といったもの、その中身、歴史を学ぶ必要があるのだと思います。そして、日本が具体的に何を行ったのか、またはそれに対して抵抗しうる運動があったのか、などを。
私たちにとっては、それは朝鮮の独立、統一の問題につながります。
なので、朝鮮の歴史、朝鮮民族の解放闘争の歴史を学ぶということが求められると思います。
そして「新自由主義」、
新型コロナウィルスに起因して、職を失った、または収入が激減したという人は多いと思います。
自分のまわりの話でも、皮膚感覚的にもがっつり感じます。
特に、非正規雇用、派遣労働は真っ先に切られました。今も進行中です。
学生のアルバイトも、ほとんどの場合、補償なく切られた、または減らされた、または休業させられました。
まさに、マルクスが資本論のなかで行っている通りになっています。
「産業予備軍」として扱われていることが明らかになりました。
資本家集団は、それでも、今でも、いやもしろ、この混乱に乗じて、
外国人実習制度の拡大や、労働の流動化(つまりクビ切りの簡易化)を狙っています。というよりも実現しつつあります。
「緊急事態宣言」とは、政府による市民生活の統制という政治的軍事的側面が強調されます。
しかし、むしろ経済的利潤の増大、搾取の強化に本質があるといえます。
そこに軍事面が加わるということは、海外での収奪の強化ですね。
新自由主義政策のもと、民衆を法的政治的に徹底的して統制。
それはすでにリーマンショック、東日本大震災のショックを利用して完成。
不況を利用して、恐怖をあおって完成。
あとは具体的に国際資本とともに軍隊が海外に出て、堂々と侵略戦争をできるようにする。
詳しくは、続編に書きたいと思います。
そういった問題意識でますます学んでいきたいと思います。
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