前回に続き、強制連行被害者の貴重な証言資料を整理します。 実態を想像し、不法・不当な犯罪行為の賠償・補償をさせるために。 労働現場での暴力 「憲兵が見張っていて、熱かろうが寒かろうが早朝から一日12時間働かされ、病気になっても休めなかった。」…
朝鮮人強制連行調査の記録、大阪編 まだ続きます。 スーパー歴史修正主義勢力、大阪維新の会が住民投票で負けましたね。 しかし、その勢力が大阪で圧倒的な権力を握っていることに変わりはありません。 朝鮮人強制連行の歴史について、継続してもっともっと…
まだまだ続きます! 『朝鮮人強制連行調査の記録』からの記録。 『朝鮮人強制連行調査の記録 大阪編』と『続編』をもとに、 強制連行に関わった企業について一覧で書きます。 公文書や社史、証言などから明らかになったものです。 証言で言及されますが、朝…
「強制連行」とは何か? 多く論じられてきたものだと思いますが、改めて確認の意味でも、この問いから始めたいと思います。 『朝鮮人強制連行調査の記録 大阪編』 『朝鮮人強制連行調査の記録 大阪編 続』 から考えたいと思います。 柏書房の書籍が本当に貴…
久しぶりの更新になってしまいました。 学習編です。 大阪における朝鮮人強制連行について 朝鮮人強制連行真相調査団が出した二冊の本を読んでいます。 調査の記録、証言、資料のどれをみても、日本帝国主義に対する憎悪、そして帝国主義政策を引きつぎ、真…
ラス・カサス「インディアスの破壊についての簡潔な報告」、第三弾です。 本書の内容は前回までで、今回は補足説明として。 「現代人の思想17 民族の独立」という書籍に言及があります。 『第三世界の栄光と悲惨について』(堀田善衛) そこで、ラス・カサス…
アンニョンハシムニカ! 記事更新頻度あげていきます。 だいぶと間があいてしまいましたが、 ラス・カサス「インディアスの破壊についての簡潔な報告」② です。 今も続く思想、資本主義構造を認識したうえで、歴史をみることが重要だと思います。 本書には信…
アンニョンハシムニカ! 久しぶりの更新です。 この間忙殺されてしまい、更新が滞りました。 ブログをやめたわけではありません。ドシドシ更新していきます! 新首相にしても、大阪府大阪市にしても、日本の政治経済が毎分毎秒気持ち悪く、ニュースを見るの…
アンニョンハシミカ! ラス・カサス「インディアスの破壊についての簡潔な報告」、続きを書く前に、雑感記事を。安倍首相辞任のニュースもあって。 「大政翼賛植民地主義」 これをキーワードとしたいと思います。 安倍首相の辞任のニュースがあまり大きく取…
アンニョンハシムニカ! 更新が一週間以上空いてしまいました。 記事更新、復活させていきます。 お金にならない「真の学び」を目指して。 「お金」という目的に縛られると、言うべきことも言えなくなったり忖度が入るので。資本主義の論理にからめとられる…
アンニョンハシムニカ! セゼール「植民地主義論」、ラストです。 植民地主義批判=資本主義批判という構図。 さらに、人種主義が上塗りされ、資本主義、ブルジョアジーはますます野蛮化していく。植民地支配者においてその野蛮の極限があらわれる。 「ヨー…
アンニョンハシミカ! エメ・セゼール「植民地主義論」つづきです。 良い文章が多すぎて、いくらでも紹介できてしまいます。 前回は、植民地支配がいかに野蛮な極悪犯罪かという点について、セゼールの論考をまとめました。 【植民地主義論!】エメ・セゼー…
アンニョンハシムニカ。 ようやく、「植民地主義論」です。 資本論~帝国主義論~植民地主義論 温めに温めました。 エメ・セゼール、『帰郷ノート/植民地主義論』 超一級品の植民地主義批判です。 必読中の必読。衝撃の連続です。 特に「植民地主義論」は、…
アンニョンハシムニカ! 本を読みながら考えたことをまとめたいと思います。 雑誌『世界』2017年3月号を読みました。 「学び方改革」、「アクティブラーニング」などが叫ばれ出したころのもので、買ったものの読まずに放っておいていたもの。 2020年度から新…
アンニョンハシムニカ! 前回、『靖国問題』の概要と重要だと思うポイントを書きました。 一つ補足しておくと、 靖国の戦前認識と戦後認識の連続性について。 戦前の「天皇の戦争=正しい」から、 戦後は、自衛隊の活動の正当化へ。 すなわち、アメリカの世…
アンニョンハシムニカ。 本部学習会振り返り。 「靖国問題」 「宗教と政治」というテーマで、靖国問題をとりあげました。 内容をここでまとめたいと思います。 宗教をテーマにしましたが、戦争責任、戦後責任、植民地支配責任のほうへと重点がいってしまいま…
生まれて初めて健康診断にいきました。(赤ちゃんの頃以来?) 豊中市の無料で受けられる市民健診。 問診、触診、尿と採血検査のみですが。 結果は2~3週間後に出ます。 おそらく、何の変哲もない結果だと思いますが、報告したいと思います。 健康に気をつ…
あんにょんはしむにか! お久しぶりの、「自転車探訪」です。 今回は、旭区、都島区 以前、【守口編】を書きましたが、その近く、西側になります。 赤枠のあたりですね。 前回【守口編】は、青のあたりです。 駅だと、京阪の土居、滝井、千林、地下鉄今里筋…
帝国主義、レーニン③ です。 おそらく最後です。 ①、②は以下 【帝国主義! レーニン!】 本部学習会振り返り - 留学同大阪ブログ 【帝国主義!レーニン!②】本部学習振り返り - 留学同大阪ブログ 岩波文庫版の「帝国主義」には、 最後に、「バーゼル宣言」が…
ひきつづき、 レーニン「帝国主義」について レーニン「帝国主義」をてがかりに。 「植民地主義」と「帝国主義」 「帝国主義」から、「植民地主義」というものについて考えるために。 少し、書きたいと思います。 ① 商品の輸出から資本の輸出 という変化 「…
学習企画どんどん続きます。 レーニンの「帝国主義」 何度も読みたい代物です。 帝国主義に対する分析はもちろん、 「改良主義」「修正主義」に対する批判、 労働者の懐柔、小ブルジョア化に対する批判、 批判の書です。 すさまじい一冊です。 すさまじい、…
前回のマルクス、資本主義 ~ レーニンの『帝国主義』!!! にいく前に。 思いつきで。 「新自由主義」について少しだけ書きます。 新型コロナの問題と「新自由主義」 前回、緊急事態宣言は社会統制実験を書きました。 今どうでしょうか? 経済をストップさ…
「新型コロナ問題を政治経済的に見る」② ①から、だいぶと経ってしまいました。 本部学習会振り返り企画です。 若干、付け足しもありますが。 ①は以下、ご参照ください。 rhtosaka.hatenablog.com ここでは、「資本主義を問う!!」という問題意識で書きます…
『チーズはどこへ消えた?』 『金持ち父さん 貧乏父さん』 『嫌われる勇気』 『7つの習慣』 最近個人的に、自己啓発書、ビジネス書ブームです。 こういった本を読んでみて、 自分の姿勢を考えさせられる面が大いにあります。 20代前半とかだと、「けっ、しょ…
「名著批判」です。 「7つの習慣」です。 自己啓発本の王様ですね。 めちゃくちゃ読まれています。 めちゃくちゃ紹介されています。 めちゃくちゃすすめられます。 誰も否定しません。 だから批判したくなりますね。 します。 でも、その前に、いい本です。 …
本紹介、 「嫌われる勇気」です。 数年前に、大流行しました。 今も売れ続けているようで。 概要としては、 心理学の三大巨頭の一人であるアドラーに関する本。 キーワードはタイトルの通り「勇気」ですね。 一言で「勇気をもって生きよう。」そういう本です…
アンニョンハシムニカ! おススメ書籍 本紹介コーナーを定期的に行いますが、ざっくりとおすすめコーナーも続けていきたいと思います。 私物・いただきものの蔵書が2000冊以上あります。 とても一つ一つ紹介できないので、ざっと。 今回は、複数冊ある良…
アンニョンハシムニカ! テーマでまとめておすすめ書籍紹介です。 大事なテーマ、一冊一冊も書いていきますが、まず関連本を一気に紹介します。 テーマは、「植民地支配責任」 「ポストコロニアリズム」とも関連しますが、日本の植民地支配責任、戦争責任、…
アンニョンハシムニカ! おすすめ書籍紹介 朝鮮史編です。 朝鮮史、あらためて何度も学び直すとそのつど気づきがあります。 自分の心境や置かれている環境によっても変わります。 現在の社会状況と照らし合わせながら読むとなおいっそう。 何度も読みたいで…
アンニョンハシムニカ! まとめて本紹介のコーナーです。 マルクスを学ぶ際のおススメ本紹介! 一冊ずつ紹介もしたいのですが、本が多すぎていっぺんにいきます。 「『資本論』の原文を読みなさい」 みたいな感じで読んだ人はマウントとりにきますよね。 原…